見落としがちな土地探しの条件とは

見落としがちな土地探しの条件とは

投稿日: 16/10/24日

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土地を探す時の条件は、本当に人それぞれです。

「駅が近いこと!」が絶対条件な方もいらっしゃれば、「駅から遠くてもいいから閑静な住宅地がいい」という方も。どうしても外せないこだわりポイントはどの方にもあることでしょう。

そんな中、忘れがちだけど抑えておきたいポイントがあります。

それは、お子様の「保育園・幼稚園」の問題です。

子育て家庭のお客様はもちろんのこと、今はお子様がいない家庭でも「いずれは…」と、子供部屋を作られる方も多くいらっしゃいます。

しかし、小学校や中学校の学区や距離については考えていても、保育園や幼稚園のことまで考えて探している方は少ないのが現状です。

近年、待機児童が大きな社会問題となっています。

名古屋市は今年(2016年)、「3年連続待機児童数がゼロである」という発表をしましたが、あくまでもこれは国の基準での待機児童数です。

実は、いわゆる「隠れ待機児童」と呼ばれる、希望する認可保育所に入れないなどの「利用保留児童」は名古屋市内だけでも600人近く存在していると言われています。

いざ入園準備で動き始めたけど、園が近くになくて送り迎えが大変、競争率が高くて大変…なんてことにならないよう、今回は、土地を買う前に知っておきたい保育園や幼稚園に焦点を当てて、考えてみましょう。

●保育園探し

保育園の情報は、各自治体から得ることができます。

希望の土地が見つかったら、まずは近くに保育園があるかどうかを自治体のホームページ等で調べてみましょう。直接自治体の保育課へ尋ねると、その地域が保育園激戦区であるかどうか、どのような特色の保育園があるか、入園までの手順や現在の待機児童状況を知ることができます。

もし激戦区であっても事前に知っておけば入園するための対策もできるので、早めに知っておくに越したことはありません。

保育園によっては、園庭開放や子育て支援を行っている園もあります。これらの園では、入園前の子どもを園庭で自由に遊ばせたり、子育て支援として保育士さんや他の子どもたちと一緒に遊ぶイベントを行っています。直接園に出向くことで、園内の雰囲気や先生方の様子もよく分かりますよ。

●幼稚園探し

幼稚園の場合は私立の園が多いこともあり、お勉強系、しつけ系、のびのび系、運動系など園によって特色豊かなところが特徴です。

少し前までは、保育園は共働きの家庭向け、幼稚園は専業主婦家庭の子どもが行くところというイメージがありましたが、今では共働きの家庭でも幼稚園という選択を選ぶ方も増えてきています。

それは「預かり保育」を行う幼稚園が増えてきたことが大きな理由でしょう。幼稚園によっては夏休みも冬休みも預かり保育を行っているところもあるようです。

したがって、「妻が仕事をしているからうちは保育園」と決め込むのではなく、預かり保育の充実した幼稚園もひとつの選択肢として考えてみるのも良いかもしれません。

また、私立の幼稚園はバスの送迎を行っている園が多いのも特徴です。希望する土地の近くまでバスが来てくれる幼稚園はどれくらいあるのか、付近の幼稚園に問い合わせてみると安心ですね。

さらに最近では、保育園と幼稚園の良いところを活かした「認定こども園」の数も増えてきています。

認定こども園とは、子どもたちの「教育」「保育」「子育て」を総合的にサポートする園のことで、愛知県内でもどんどん増えてきているので注目してみるのもいいですね。

共働きのご夫婦にとって、保育園への入園は非常に大きな問題です。

もし「入園できない」なんてことになってしまったら仕事を続けられなくなるかもしれませんし、入園可能な園が見つかっても自宅や職場から遠い場所だったら、毎日の送迎がとても大変です。

期間にしたらほんの数年間の保育園や幼稚園での生活。

土地探しの優先条件になりにくいかもしれませんが、見落としがちな土地探しの条件といえるでしょう。

まだ家づくりにゆとりのある方は、これを機に保育園や幼稚園の情報を自治体や各園に問い合わせてみてはいかがでしょうか。