補助金がもらえる省エネ住宅「ZEH(ゼッチ)」

補助金がもらえる省エネ住宅「ZEH(ゼッチ)」

投稿日: 16/8/20日

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住宅の省エネルギー化に興味はあっても、高い設備導入コストで諦めていた皆さま、「ネット・ゼロ・エネルギーハウス」通称「ZEH(ゼッチ)」をご存知でしょうか。

これは、1年間で消費する住宅のエネルギー量を正味(ネット)でゼロ以下にする住宅のことで、具体的には「快適な室内環境を保ちながら、住宅の高断熱化と高効率設備により、できるかぎりの省エネルギーに努め、太陽光発電等によりエネルギーをつくる住宅」を言います。

現在、政府はこのZEHに補助金制度を設け奨励するとともに、2020年までにこのZEHを住宅の標準にするという目標を掲げています。

消費税10%の増税も延期された今、さらに国から補助金が交付されるのであれば検討してみる価値があるかもしれません。

今回は、注目の「ZEH(ゼッチ)住宅」についてご紹介します。

●ZEHに交付される補助金

新しく家を立てる方がZEHを導入した場合、国から補助金が交付されます。2016年度のZEH補助金は一律125万円。一部寒冷地では150万円となるところもあります。

また蓄電池も設置する場合は、1kWh当たり5万円も交付されます(※上限50万円、または蓄電システムの価格の1/3のいずれか低い金額)。

この補助金は2012年から開始されており、今後も国の予算がつく限りは継続される見込みとなっています。

●ZEH補助金の交付要件

補助金を受給ためにはSII(一般社団法人 環境共創イニシアチブ)の認定する以下のZEH基準を満たす必要があります。

①ZEHロードマップにおける「ZEHの定義」を満たしていること。

  1. 住宅の外皮性能は地域区分ごとに定められた強化外皮基準(UA値)以上であること。
  2. 設計一次エネルギー消費量は再生可能エネルギーを除き、基準一次エネルギー消費量から20%以上削減されていること。
  3. 太陽光発電システム等の再生可能エネルギー・システムを導入すること。(売電を行う場合は余剰買取方式に限る)
  4. 設計一次エネルギー消費量は、再生可能エネルギーを加えて、基準一次エネルギー消費量から100%以上削減されていること。

②申請する住宅はSIIに登録されたZEHビルダーが設計、建築または販売を行う住宅であること。

③導入する設備は本事業の要件を満たすものであること。

④要件を満たすエネルギー計測装置を導入すること。

⑤既築住宅は、住宅全体の断熱改修を含み、導入する設備は原則として全て新たに導入すること。

要件を書き出すと難しく思えますが、つまりは

断熱や気密性の向上や最新省エネ機器でムダを省く「省エネ」、太陽光発電などでエネルギーをつくる「創エネ」、そしてリアルタイムでどれだけエネルギーが消費されているのかを確認できるエネルギー計測装置「HEMS」を組み合わせて活用することで、創造エネルギー≧消費エネルギーである住宅となれば、補助金が交付されるのです。

●ZEH補助金の今後のスケジュール

2016年度は4月から公募がはじまり、残すは以下のスケジュールとなっています。

六次公募 平成28年 8月15日(月)平成28年9月2日(金)17時必着

六次以降の公募もあるかもしれませんが、今年度の予算次第で終了となってしまうので早めに動いたほうが確実です。

住宅のゼロエネルギー化にはお金がかかるのでは?と考える方もいらっしゃいますが、太陽光発電システムを導入することで余剰エネルギーを電力会社に売電し、収入を得ることも可能です。

イニシャルコストはかかりますが、長期的な視点で見るとZEHによる光熱費ダウンでお得になることも。

近い将来、ZEHは日本の住宅の標準となります。

お得な補助金が利用できる今こそ、省エネ住宅について積極的に考えてみてもいいのかもしれませんね。