住宅ローン金利の動向

住宅ローン金利の動向

投稿日: 13/8/12日

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今後の住宅ローン金利の動向は、安倍政権による大胆な経済政策や金融緩和、デフレ脱却などの政策がとられている最中、どこまで景気がよくなるのか、そしてこれから金利がどうなっていくのかはこれから家づくりを始める皆さんにとって気になるテーマだと思います。

ところで皆さんは住宅ローンの金利の種類にはどのようなものがあるのかご存知でしょうか?
金融機関によって名称は様々なのですが、大きく分けると「変動型」「固定期間選択型」「全期間固定型」の3タイプに分類されます。それぞれの特徴を簡単に説明しますと、

「変動型」
金融情勢の変化によって、金利が変動していくタイプ。金利は年2回見直されますが、返済額は5年ごとに変更される場合が一般的です。変動型を選んだ場合、市場金利が下がれば住宅ローンの金利も下がり得をすることができる。逆に、市場金利が上昇した場合には、それに合わせて住宅ローンの金利も上昇するというリスクを負うことになります。

「固定期間選択型」(固定機関終了後、変動型に移行した場合 )
3年、5年、10年など、一定期間の金利を固定するタイプ。固定期間が終わると、その時点で改めて変動型や固定金利選択型を選ぶことができます。自由度は高いタイプですが、固定期間終了後に市場金利が上昇すれば、金利負担は大きくなります。また、固定期間中は変動型には変更できません。

「全期間固定型」
借り入れ時に契約で定めた金利が返済期間まで変わらないタイプ。将来に渡って返済金額が変わらないため、返済計画がたてやすく家計の管理もしやすい。また市場金利が低い時に借り入れすれば、金利上昇時のリスクを減らせるので安心です。その反面、市場金利が下降した場合には金利負担が大きくなります。また金利は、ほかのタイプよりもやや高めに設定されています。

では実際にローンを組んだ方は、どのタイプを選んでいるのか?
多く選ばれている金利タイプが正解ということではありませんが、世の中の実勢を見ることも一つの目安になります。
住宅金融支援機構が公表している民間住宅ローン利用者の実態調査(2月時点での調査結果)によると、
変動型46.7%、固定期間選択型30.2%、全期間固定型23.1%
以上のような比率となっています。変動型を選ぶ方が増えている理由としては、ここ十数年、金利に大きな上昇がなく低い位置で推移し続けていることが挙げられます。
利息負担の面で、固定型金利よりも変動型金利の方が有利な状態が長く続いてきたということです。

そして現在の住宅ローン金利。変動金利で1%以下という史上最低レベルの金利になっています。

ですが、安倍首相がインフレターゲットとして2%を掲げて、それを日銀も掲げましたので、今後は金利が上がる可能性が出てきました。
過去の金利の推移を見てみると、金利が大きく上がったり下がったりしている中、現在の金利はまさに下がっている時なので、今後は必ず上がると思われますが、その時期がいつになるのかが誰も分からないというのが現状です。
日本の歴史的に見ても今のような低金利はありません。
金利は下がる時はゆっくりなのに対して上がる時は一気に上がってしまいます。
しかしながら必ずやそのようになるとは断言はできませんが、
上がることを想定した上で検討していくことをお勧めします。

現に近日、金利上昇の気配を感じて、変動金利から固定金利への借り替えの相談が急増している、とのニュースが取りあげられていました。
先程説明した金利タイプも固定型の利用者が今後増えていくのかもしれません。

では、金利の上昇はどれほどの影響があるのか。
もし変動金利2.475%で借入額3000万円を20年間(ボーナス併用なし)で返したとき、総返済総額は3800万円です。
ですが、もし住宅ローン金利が1%あがると同じ条件で金利が3.475%になった場合、総返済額は4166万。
およそ360万円近く変わってきてしまうのです。
かなり大きな金額です。
土地探しから始められるかたは、土地の代金もローンに加える場合、借入額も多くなりますので、さらに影響は大きいと考えられます。
消費増税と共に住宅ローン減税が注目されていますが、金利による返済額の増額もばかになりません。

どこの、どのタイプの住宅ローンを使うか、どこが正解なのか。
それは家族の考え、貯蓄、属性、将来設計によって皆さんそれぞれ違います。
私たちはそのようなすべての状況を考慮した上で、最適な返済プランをご一緒に考え、提案するお手伝いをさせて頂きます。
我が家に対する夢と共に、ぜひご相談ください。